2017年2月5日日曜日

先週(1/29)の講壇


天にあるすべての霊的祝福」       ヘブル人への手紙12314

 豊山 カヨ 牧師

今日の本文は、原文を見ますと3節の「父なる神がほめたたえられますように」から、14節の「神の栄光がほめたたえられるためです。」までは一つの文章となっています。
 使徒パウロは、牢につながれて、エペソ人への手紙を書き送ったのですが、牢獄に捕らわれていながらも何がそんなに素晴らしいことで、神様に賛美を捧げ、ほめ歌を捧げたのでしょうか?
 それは、私たちが世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者として神の子とされたと言うことです。このことは奥義であり、真理であって、驚くべきことです。それだけではなく、罪の奴隷であった私たちをイエス様の十字架の血潮によりすべての罪は値なしに赦されたことです。天の御国に入る資格を得たのです。ゆえに永遠の栄光の神を賛美するのです。又、聖霊をもって証印されたこと。だから、使徒パウロは神様が与えて下さった天にあるすべての霊的祝福を悟り、神様に対して賛美から始めて神の栄光をほめたたえているのです。
 救われ、集められた私たちも一つとなりこの与えられた霊的祝福を通して、感謝の賛美を捧げ、御言葉に固く立ち、主に仕え、恵みの福音を告げ知らせ、いつまでも神様の栄光がほめたたえられますように。そして、このような神さまの栄光のための働きに用いられるよう聖霊様の助けが与えられますように。(要旨)