2017年4月2日日曜日

先週(3/26)の講壇


死んだ者からよみがえらされた者へ」          エペソ人への手紙2110

 豊山 カヨ 牧師

 1章は、贖いに対する賛美と霊的成長の為のパウロの祈りでしたが、2章はクリスチャンの地位について書かれています。神様との関係は私達の地位を決定します。救いが私達にもたらした本質的変化は、新しい私達の地位です。私達は今や神の国の市民であり、神の家族の一員となりました。パウロは一個人としての、また、共同体の一員としての私達の新しい地位について説明します。
 クリスチャンは過去と現在がはっきり区別された人々です。パウロは救いを受ける前の私達の過去の姿に対して、自分の罪過と罪との中に死んでいた者であったと言っています。この世の価値と方式に従って歩み、また、サタンの影響力の下にいて、その結果として怒りを受けるべき子らでした。神様の裁きを受けるしかない悲惨な立場にいたわけです。
 しかし、神様の愛と哀れみによって御子イエス様の十字架の犠牲を通して救いの道を開いてくださったのです。私達は新しく造られたものです。私達をキリストと共に生かし、イエス様と共に甦らせ、共に天の所に座らせて下さいました。クリスチャンはキリスト·イエスにあって良い行いをする為に造られた神様の作品です。今の時代だけではなく、後に来る世代にも主ご自身の豊かな恵みを現したいと願っておられる事です。私達が創られた目的を覚えつつ、その事に相応しい歩みが出来ます様に。(要約)