2017年7月16日日曜日

先週(7/9)の講壇



罪を赦すイエス様」    ルカの福音書52026
 
 綾 康輔 牧師
 
 中風の男が数人の人達によってイエス様のおられる所に連れて来られました。しかし、人だかりで中に入る事が出来ずに、屋根を剥がしそこから吊り降ろしたのです。その時にイエス様は彼らの信仰を見て、「友よ。あなたの罪は赦されました。」と宣言されました。
 それを聞いていた律法学者、パリサイ人達は、心の中で「神を冒涜し、汚すこの男は誰だ?」とつぶやきました。イエス様は彼らの心の中をご存じで語られました。「父なる神様から罪を赦す権威を授かっている。」と。
 イエス様は中風の人を癒されました。それは、イエス様が父なる神様から罪を赦す権威を授かった事を示す為でもあったのです。イエス様は福音に伴うしるしと不思議をもって、御言葉が確かなものである事を示されました。
 今日の本文に現わされている中風の人と、屋根から吊り降ろした人達との関係は麗しいものです。正に、他人の為に執り成すキリスト者の姿を映し出していると思います。今年、与えられた年間聖句、標語を通して、御霊の一致を熱心に保ちつつ、与えられた力量に相応しく歩んで行きたいと思います。その様にして、残りの5ヶ月と3週間を過ごす事が出来れば、どれ程幸いな事でしょうか。(要約)