2018年2月11日日曜日

先週(2/4)の講壇


配慮されるイエス」             ヨハネの福音書2111


 康輔 牧師


 イエス様は本格的に福音の働きをされた時に、ガリラヤのカナでの婚礼の時に、水をぶどう酒に変える奇蹟を行われました。そして、それを通して、弟子達もイエス様のご栄光を見て、信仰が確かなものとなったのです。
 そして、イエス様はこれからの更なる福音の働き、そして最終的には十字架の御業を成し遂げる為に、ご自分の母マリヤに対する愛の配慮がされている事を見ます。今日の本文の中で母マリヤに対して冷たい態度と思われるコメントをされましたが、それは正にマリヤの息子イエスではなく、神の子イエスと言う事を少しずつ示そうとされるイエス様の意図が見えるのです。
 そして、イエス様の母マリヤに対する究極的な愛の現れは、十字架の上で父なる神様の御業を為し終える直前に、愛する弟子ヨハネに母マリヤを託すと言う事でした。イエス様にとっては、最後の親孝行とも言える母マリヤに対する愛の配慮だったと言えるのです。私達も、主に似た者として成長できるよう、聖霊様に助けと導きを頂きつつ前進してまいりましょう。あなたは誰を愛し、誰に配慮しますか?(要約)