2018年7月5日木曜日

先週(6/24)の講壇


「キリストのひな型ヨセフ」   創世記413743

 
 綾 康輔 牧師

 
 ヨセフはパロ王が見た夢の解釈をする事になり、エジプトに来ようとしている大飢饉に対して予め豊作の時に備える様にと、神様の御心を語りました。
 また、監獄の中でヨセフは誠実に仕える姿を通して、監獄の長に高く評価されるようになり、監獄での全ての事を任されるようになり、とうとう大臣の座にまで預かる様になったのです。
 それは、旧約聖書に登場してくる信仰の人達と同様に、神と共に歩んだ人の受ける祝福がそこに表されていたのです。そして、ヨセフはそこに至るまで、兄達から憎まれ、売り飛ばされていくつらく、悲しい時間を経て、最終的には大臣となり、エジプトの飢饉からエジプトを守り、更に自分の家族達をも救い出す人物へと用いられていったのです。
 正にそれは、十字架に至る苦しみと悲しみの中を通られ、最終的に人類全ての罪と病を負って下さったイエス様のひな型であると言えるのです。私達も、その十字架によって罪赦され、神の子どもとされた恵みを覚えつつ、一週間の歩みを過ごさせて頂きましょう!(要約)