2018年7月8日日曜日

先週(7/1)の講壇


「八福に見る神の祝福」             マタイの福音書5310


 綾 康輔 牧師
 
 イエス様が山上の垂訓として語られた御言葉の一部で、八つの祝福が今日の本文となっています。そこには、「~すれば、~なる。」と言う条件的な書き方になっています。それは世の中の一般的な「御利益宗教」とは全く違うものです。神様に造られたものとして、真の神をあがめて仕えて行く時に、この世では得る事の出来ない祝福を与えて下さるのです。
 その中でもマタイは「天の御国」を強調していました。とても大切であると同時に、この世の常識では入る事が出来ない逆説的なものであるからです。天の御国は子どもの様に自らを低くする者が一番偉いと語っています。その最たる見本を見せられたのが、私達に救いと癒しを与えて下さるイエスキリストご自身なのです。
 また、終末論的な祝福で終わる事なく、今を生かされている現代でも、「天の御国」を味わう事が出来るのです。その様にして歩む時に、更に神様の恵みを体験出来るのです。(要約)