2019年6月9日日曜日

先週(6/2)の講壇


「優先順位の大切さ」     マタイの福音書22章8~14

 綾康輔 牧師

 
 福音の働きはエルサレムから始まり、やがては異邦人にまで広がっていきました。その順序は神様の選民であるユダヤ人からでした。そして、異邦人達にも伝えられていったのです。ついでに異邦人にまで伝えると言う事ではなく、全ての人々が救われる事を願っておられる神様の意図があるからです。
 それらの事を婚礼の例えでイエス様が語られたのが今日の本文の内容です。そして、その事を通して「礼服を着る=イエスを信じる」人でなければ婚礼に招かれたとしても参列出来ない事を暗示しているのです。確かに福音を伝えても直ぐに信じる事がない現実を見る時に、その事は容易に実感出来るものです。
 だからと言って伝道を止めても良いのでしょうか。決してそんな事はありません。イエス様のなされた十字架の御業が無駄にならない為にも、聖霊様の助けと導きを受けて伝道し続ける事が大切なのです。(要約)