2017年3月5日日曜日

先週(2/26)の講壇


神の偉大な力の中にある教会」     エペソ人への手紙11523

 豊山 カヨ 牧師
 
 本文はパウロがエペソの聖徒たちの信仰とすべての聖徒に対する愛とを聞いて、神様に感謝を込めて切に祈る祈りとなっています。真実な祈りはその魂の為に切なる祈りによって証明されます。真実な祈りの中に神様に対する愛をも含んでいます。
 パウロはエペソの聖徒たちに対する感謝に続いて神が目を開き、悟らせて下さるように、そして神を知る為の「知恵と啓示の御霊」を与えて下さるように祈ります。この「知る」というのは経験的に知ることを意味します。主から悟りが与えられなければ私たちは決して知ることは出来ません。そして続けて祈った事はこの知識が更に成長して行く事でした。
 私たちが感覚では完全に知ることのできない霊的世界のあらゆる勢力と力と影響力がみなキリストの内に置かれています。そのキリストが満ちあふれているところこれが教会の霊的実体です。神の偉大な力の中にある教会である訳です。
 信じるものに働く神の力がどれ程偉大なものであるかを知ることに団結して歩める共同体でありますよう願っています。パウロは神が約束された豊かさに焦点を合わせて生きるようチヤレンジを与えます。私たちの信仰告白と生き方の姿勢をふりかえってみましょう。(要旨)