2017年6月16日金曜日

先週(6/4)の講壇




「ペンテコステを覚えて」 

ヨエル書2章28~32節



 綾 康輔 牧師
 
 神様は私達を造られた時に、肉体を維持するための物質を備えて下さった事に関して創世記を通して見て来ました。しかし、神様は物質だけに留まる事をせずに、霊的な祝福をも与えて下さるお方であると言う事が出来ます。今日の本文を見ると、その後に全ての人に霊を注ぐと預言されていたのです。そして、それが今から二千年前に聖霊が降臨したペンテコステの時だったのです。その時から教会が始まったのです。また、その預言は分け隔てする事無く、全ての人に霊を注ぐと言う約束でした。また、それは同時に人間に与えられる救いをも表しているのです。
今日の本文には、イエス様のご再臨の直前に様々な艱難(かんなん)が起きる事を預言しています。正にあのエジプトに起きた十の災いを連想させるものでした。
 これからは、世界戦争、世界恐慌、天変地異、など終末に向かう前兆が強くなっていく事が予想されます。しかし、その中でも主を呼び求める者は救われると言う御言葉が発揮するのです。そして、今日ペンテコステの聖日を迎えて、私達に聖霊を遣わして下さった恵みを覚え、同時に毎回の礼拝の中で主のご臨在を求めて歩む、お互いとなる様に祈り備えていき、聖霊様によって日々造り変えられる事を主に期待致しましょう。(要約)