2017年12月24日日曜日

先週(12/17)の講壇



アドベント(待降節)第三週目 聖日礼拝

マリヤの信仰」    ルカの福音書12634


 康輔 牧師
 
ガリラヤのナザレに住んでいた一人の平凡な乙女マリヤの所に、ある日突然に神の使いガブリエルが訪れました。そして、ガブリエルはマリヤに対し、「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」と語られました。その挨拶にひどく戸惑ったマリヤでしたが、更にガブリエルは語ります。「あなたはみごもって、男の子を産みます…。」
と。
 これは、メシヤとして来られる救い主イエスが生まれる予告をしたものだったのです。そして、その子は聖霊によって身ごもり、「いと高き方の子と呼ばれる。」と告げられたのです。マリヤはとても理解出来る状況ではなかったのですが、彼女に与えられた信仰によってそれを受け止め、主の御心がなる様に告白したのです。
 マリヤの信仰は、自らの考えや思いにこだわるのではなく、主の御心を優先させたのです。そして、マリヤの信仰を通して昔からの預言の通りにメシヤが赤ちゃんとして来られ、やがて十字架の御業を完成し、私達に救いを与えて下さったのです。私達もそれぞれに与えられている使命があるのです。(要約)