2024年2月28日水曜日

先週(2/25)の講壇

恵みと権威」 マタイの福音書20章20〜28節

 本文は、神様の聖なる民として歩むことが出来ない存在である人間が、どのように人間が神様の民となり、守られ、エルサレムの町で生きる事が出来るかと言う質問です。
 私たちの何かによるものではなく神の一方的な恵みにより救われ、聖霊の働きにより弱い人間が強められ神様の働きを担うことが出来ます。「あなたがわたしの道に歩み、」「わたしの戒めを守るなら、」「道」とは歩んで行く中での態度や姿勢、品性を言います。日々語られる御言葉に従っていくことです。恵みを受けた者として当然このようにすることです。
 反面「戒め」とは働きのことです。ほんの小さい事に忠実である時、町を支配する者になる。このゼカリヤ書の背景となっている天の法廷に思い通りに行き来することが出来る権威です。この地だけではなく天の御座をも動かす霊的権威が与えられます。なんと素晴らしい事でしょう!(要約)