先週(9/14)の講壇

「不平か感謝か！？」　

ヨハネの福音書12章1〜8節

 　イエス様の十字架の御業を目前にした時、イエス様は死人のうちから生き返らせたラザロがいるベタニアに来られました。そこにはラザロの兄弟マリアがいました。マリアはイエス様に対する愛の表現として高価なナルドの香油をイエスの足に塗り髪の毛で拭いました。

　それを見ていたイスカリオテのユダはマリアに対して批判の声を浴びせます。その様な高価な香油があれば多くの人達に施しが出来たではないかと言う主張でした。

　しかし、ユダは心の中では施しと言う事はひとかけらもありませんでした。マリアのした事が妬ましく気に障ったからでした。そしてイエスが十字架で死刑になる事が分かるとユダはイエスを銀貨三十枚で売った事を後悔して自らの命を絶ったのです。この様にしてマリアとユダは両極端な末路を辿ったのです。(要約)