綾 康輔 牧師
エペソ教会の牧会者として立てられているテモテは、牧会の現場の中で様々なプレッシャーと重荷によって委縮し恐れをなしている状況でした。そんな彼に対してパウロは、本文の7節の様に叱咤激励します。「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」と。
パウロがテモテに対してこの様に励ますのは、テモテの中に祖母から受け継がれている「純粋な信仰」が宿っているのを知っているからでした。更にパウロは、テモテに宿っている「聖霊の賜物」がある事も想起させます。それは、教会の徳を高め、キリストの体なる教会を建て上げる為でした。
これらの事柄は私達が救われる時に必要な「幼子の様な純粋な心」が鍵を握っているのです。救われる時だけ必要で、クリスチャンになってからは必要のないものではありません。神様の召しがあり地上を去るその時まで私達は「幼子の様な純粋な信仰」を持ち続ける事が大切なのです。(要旨)