2012年8月5日日曜日

先週(7/29)の講壇


「ほめられた信仰とは」        ルカの福音書7:19
  豊山 カヨ 牧師

ローマの百人隊長は異邦人でしたが、ユダヤ人の為に会堂を建てる程の人で、イエス様が奇蹟を行う噂を聞いて、自分の僕が病にかかっていたので、イエス様に何とか自分の僕を癒して欲しいと思いました。
 当時、僕の立場は病にかかれば捨てられる時代でしたが、百人隊長はそうではありませんでした。敵対関係であるはずのユダヤ人の長老や、友人達を遣わしてイエス様にお願いしました。
 彼らは自分の事の様に友情を示すほど、百人隊長を尊敬していました。百人隊長は自分より弱い人や、敵であった人とさえも平和を保っている人です。イエス様はこの百人隊長の人との関係をご覧になられ、この事こそが立派な信仰だと言ってほめられました。
 私達も家族や周りの人と壁を作る事無く、平和を保って歩む人となる様に。イエス様の十字架を通して既に全ての関係の中で壁が取り除かれているのです。(要旨)