「ピリポ執事の伝道」 使徒の働き8章5~13節
綾 康輔 牧師
ステパノ執事の亡きあと、ピリポ執事の活躍で福音の輪は広がっていきました。ある学者達によれば、このピリポ執事の事を次の様に評価しています。“福音の理解と言う面ではステパノと同じくし、伝道の熱意と言う面ではパウロと同じ様な人物である。”と。
その評価に相応しい福音伝道の働きをしたピリポは、キリストを伝える為に御言葉を語るだけではなく、それに伴うしるしと奇蹟を行っていたのです。これは、福音伝道の中では大切な部分です。やはり御言葉がそれほどまでに力がある事を、肉眼で確認出来るからです。
そんな彼を通して魔術師であったシモンはキリストを信じました。しかし、彼は真の悔い改めに導かれたのでも、聖霊による新生を経験したのではありませんでした。ただ、ピリポがしているしるしと奇蹟に魅了されたからでした。しかし、そんな彼にもペテロを通して真の悔い改めに導かれたのです。
この様に、福音の働きは一人だけがするのではなく、それぞれに与えられたタラントに応じて協力して行うものである事を示しています。私達もこれから、家の教会の働きを通して「魂の救いと弟子作り」がなされ、更なる神様の御業が現されていく事を願って止みません。(要旨)