「母に感謝を!」 箴言23章25節
綾 康輔 牧師
今年も毎年行われる「母の日礼拝」を迎えました。毎年の事であるにも関わらず、いつも新鮮な思いで「母」について思う事が出来るのは幸いな事です。そして、聖書が語っている様に、「あなたの父と母を敬え。」と語られています。それは、神様が喜ばれる事でもあります。
その様な意味から、父と母を喜ばせる事で、神様をもお喜ばせする事が出来るのです。しかも、それだけではなくそうする事で、その祝福が結局自分に返って来るのです。これが、神様の語られた真意です。
今日の御言葉は特に、両親の中でも「産みの母を楽しませよ。」と語っています。命懸けで産み、命懸けで育てて来た母に対する当然の事でもあります。しかし、私達は頭では分かってはいても、実践する事の難しさを覚えます。親孝行できる時間は限りがあるので、即実践していく事が求められています。
更に聖書を見ていくと、父母を敬う事が、神様を敬う事に通じる所がある事も知ります。目に見える両親を敬えないのに、目に見えない神様を敬う事も出来ないと言う理論です。それらの事も踏まえて、私達は両親を敬い、同時に神様を敬い畏れる歩みをする事が、神様に喜ばれる最善の道であると言う事が言えるのです。(要旨)