2013年5月26日日曜日

先週(5/19)の講壇


聖霊の御業」          使徒の働き111518

  綾 康輔 牧師
 
   今日は、聖霊降臨を記念する聖日です。そして、それは元々春の収穫を覚えて神様に感謝を捧げる収穫祭が元になっています。そして、そのお祭りがやがて、旧約聖書でも預言され、イエス様が十字架の御業を終え、ご復活された後、ご昇天される直前に語られた、「聖霊降臨」の日と重なったのです。  
   それは、正に復活された事を祝うイースターから50日目に当たる日で、この日を数字の“50”に相当するペンテコンタから由来し、ペンテコステと呼ぶようになったのです。それは、ユダヤ人が行っている“シャブオット(収穫祭)”のギリシャ語読みでもあるのです。
   そして、その預言通りに聖霊様が、イエスキリストを信じる者達に注がれたのです。これが正にペンテコステです。では、なぜイエス様はご昇天される時に、「聖霊降臨」を強調されたのでしょうか。それは、私達キリストの体なる教会が、イエス様の残された御業(宣教)を成し遂げる為に、もう一人の助け主を遣わされたのです。
   それゆえに、私達はその役割を担うべく、この世から集められた者達なのです。そして、聖霊の助けと導きの中で、私達が遣わされている所において、キリストの証人としての働きを忠実に果たす事が求められているのです。(要旨)