「海外宣教の始まり」 使徒の働き11章19~26節
綾 康輔 牧師
神様の御業は歴史(History)と言えますが、この単語が示す様に“His(神)+Story(物語)”と言うふうに考える事が出来ます。即ち、全ての歴史の主導者は神様であり、全ては神様の御心のままになされると言う事が言えるのです。ですから、私達の身の回りに起きて来る様々な出来事の中に、神様のご計画があるのです。
ステパノ執事の殉教を通して、益々迫害が強くなっていきました。それで、エルサレムにいるイエスキリストを信じている者達にとっては、とても危険な場所となってしまったのです。それで、自分もステパノの様に迫害にあい、殉教する運命に置かれると思い、一目散に逃げて行ったのです。それで、正に彼らはディアスポーラ(散らされた者達)となり、四方八方に散って行ったのです。
そして、その中にキプロス人とクレネ人の幾人かがいて、散って行った先々でキリストを宣べ伝えたのです。そして、それがきっかけとなり、世界に福音が広がっていく事になったのです。そして、東の果てにある国、日本にも福音が伝えられたのです。今度は私達が福音を宣べ伝える番なのです。その為に用いられる皆様になる様、心から願うものです。(要旨)