「 危機は神様に出会うチャンス」 申命記32章10~12節
豊山 カヨ 牧師
聖書の中には荒野のような危機の中で神様に出会った人の話が多く出ています。本文のモーセ
40年荒野での生活をまとめながら自分が生きて来た荒野は荒地であったと言っています。何も得
る物がなく、獣の吠える荒地であったにもかかわらず、荒野を通らなければ発見できない、とても大
切な事を知ることができたと語っています。順境の時には見えなかった神様がずっと共におられ助
けて下さった事を見出しました。
そして一番価値あるものは神様の御言葉でした。人はパンだけで生きるのではなく主の口から出るすべての言葉で生きる事を深く植え付ける為にこの訓練をさせたと神様は言っておられます。
また失なってしまった使命によって生きる事こそ本当の人生の理由である事を見つける事ができ
ます。色んな事が起こりますが苦しみや傷の中で神様の癒し、人生の荒野は癒されるチャンスであります。危機を通して変わらず私達を愛し導いて下さる神様を見出し主と共に再び立ち上がり歩
む皆さんとなりますように主の御名によって祝福します。(要旨)