2013年11月24日日曜日

先週(11/17)の講壇



「全ての人が救われるのを望まれる主」    使徒の働き282531

  綾 康輔 牧師

パウロは自費で借りた家に住みながら、多くの人達が訪ねて来て、彼らに神の国と主イエス・キリストを伝える事が出来ました。そして、その中でも救われる人達も起こされていったのです。勿論、信じない人達もいました。その中で、彼らの中で意見の食い違いが起き、帰ってしまおうとした時に、パウロは預言者イザヤによって語られた預言を彼らに語りました。
 そして、その趣旨はユダヤ人達は心が頑なで聞く耳を持たないので、主は異邦人達に福音をもたらすようにし、彼らはその御言葉に耳を傾ける柔らかい心を持っている事を預言されていた事を伝えました。その中で、主は選民としてのユダヤ人達だけではなく、異邦人も含めて全ての人達が救われて真理を知る事を願っておられる事を明らかにされました。
 また、パウロは人生を福音伝道の為に完全燃焼し、皇帝ネロによって絞首刑になり殉教していったと言われています。結局、パウロ一人が一粒の麦として死ぬ事で、彼の働きを通して、多くの実を結ぶ事が出来たのです。私達が救われたのも、その実の一つであると言えます。今度は、私()が福音を伝える番です。世界には、まだ福音を聞いた事がなく、確実に滅びに向かっている人達が、福音を待っているのです。(要旨)