「感謝に溢れる為の秘訣」 コリント人への手紙第二9章10~12節
綾 康輔 牧師
家庭農園でもそうですが、きちんとその種類にあった環境を整え、種を蒔くと収穫の恵みにあずかる事が出来ます。そして、その種は蒔けば蒔くほど多くの実を刈り取る事が出来るのです。これは、私達に与えられている全てのものに当てはめる事が出来るのです。
それは、神様が蒔く人に食べるパンと蒔く種を下さるのです。そして、その種を蒔く時に神様はそれを増やして、義の実を増やして下さるのです。それは「施し」と言う旧約時代から、今の時代まで変わらずになされて来た事でした。その事を通して助けられる人が、神様に感謝と賛美を捧げる様になる事で、それを見た捧げた人は更に神様に対する感謝と喜びに満たされるのです。私達の教会でも、「右の手献金」と言う制度があります。捧げる人は、マタイ6:3を通して「施しが他の人に見られない様に」すると言う御言葉から、無記名で「○○○兄へ」、「○○○姉へ」とだけ書いて、献金するのです。すると、受け取った人は誰が捧げてくれたかは分かりませんが、神様がその人を通して、必要を満たして下さったと神様に感謝を捧げる様になるのです。
今回は、収穫感謝聖日として礼拝を捧げましたが、普段であっても感謝に満たされる秘訣として、今日の御言葉の実践もある事を覚え、実践して行きたいものです。それを通して更なる感謝を主に捧げる事が出来る様、主の御名によって祝福します。(要旨)