今回はもう29回を数えると言う、長きに亘って行われてきた婦人の集いであるが、私は初めての参加もあり最初は戸惑いも覚える事が無きにしもあらずであった。
そんな中で14日の朝、電車で行く人、自転車で行く人、車に便乗していく人達に分かれて、一路、上野芝へと向かった。
私は初めての上野芝にも関わらず、消防車?!(車が真っ赤なので…)を運転して、家族4人(長男は学校のため欠)、城谷先生、慎姉妹、谷森姉妹、佐藤姉妹を乗せて出発した。大きく迷う事なくカーナビの導き?!聖霊の導き?!によって、無事に上野芝教会に到着した。
10時半から前奏の元に集会は始まった。続けて舛田基一先生の奥様、琴美姉妹が司会をし、そのリードで1曲会衆賛美。そして司会者の祈り。祈りが終わるといよいよ我が忍ヶ丘キリスト教会の婦人聖歌隊の素晴らしい歌声で、会場いっぱいに主の臨在とご栄光が現される時となった。
続いて司会者の聖書朗読があり、今回のメインスピーカーである俣木聖子姉妹の登場である。
介護と言う地味な働きの中に働かれた主の御業が証しされ、彼女のユーモアある口調に、皆が大きな口を開き笑いの絶えない講演となった。
神様のなされた御業の中で、祝福されたシャローム(俣木ご夫妻が運営する介護支援事業の会社)は現在300人を越えるスタッフの中で、神様のご栄光のために成長した事を聞いた。これからは、シャロームが福音が伝えられる所として更に用いられる事を個人的に願った。
そして、献金、感謝の祈りの時が持たれ、午前の部が終わり食事の時間を持った。食事が800円。「高い弁当だ!?」と思っていたが、それもそのはず。全てが有機栽培の材料を使っての弁当だそうだ。
一時間の休息はあっと言う間に終わり、午後1時半から午後の部が始まった。午後は上之郷佐千子姉妹の賛美があり、これまたプロ顔負けの熱唱ぶりで聴衆を魅了したのは言うまでもない。私達でさえ魅了するのだから、この賛美を受けられる神様はどれだけ喜ばれるか分からない。
午後も、これからのシャロームに与えられている使命と、今現在家で介護をしている方達に対する励ましと慰めの言葉もあり、これからの高齢化社会に対応出来るべく、心構え等を語られた。食事の後の午後の講演とあり、睡眠受講の人もいた(^^;中であったが、とても有意義な時を持つ事が出来た。
今回の集会を通して、これからの教会も高齢化社会の中でどの様なケアが出来るか問われているような気がしてならなかった。神様の愛がその様な方々にまで届くような牧会が可能なのか、これからの日本のキリスト教界が問われる所であろう。
来年は萱島キリスト教会を会場になされ、もう既にメインスピーカーも決まっているそうだ。来年も合同婦人会に相応しい集会になるよう主に期待したい。と同時に同じ教団内の交わりが、この様な集会の他にも、起こされる事を願いつつ。はれるや!!
文責:綾康輔