2011年5月8日日曜日

先週(5/1)の講壇

 「天の御国で一番偉い人」       マタイの福音書18:1~4
                   綾 康輔牧師

 私達の生活している一般社会の中では、「偉い」人と言うのは、身分の高い人や社会的地位の高い人を指す事が多いようです。しかし、イエス様が弟子達にお語りになられたのは、子供たちを引き合いに出され、「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません。」と語られました。
 そして、その事を可能にする事は、「悔い改めの心」を持つことであると語られました。そして、その「悔い改め」とは、それまでの歩みを全く反対に歩む、「方向転換する」と言う意味があります。
 更に、「悔い改めの心」を持つためには、「謙った心」が必要であると語られました。そして、今日のテーマに相応しい最終的なイエス様の出された結論は、次の御言葉です。「だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。」私達は、「悔い改めの心」、「謙りの心」をいつも忘れずに歩みたいものです。そうすれば、神様はちょうど良い時に私達を高めて下さるのです。 (要旨)