綾康輔牧師
ヤコブは、国外に散らばっている同胞達に、励ましと御言葉の勧めの手紙を書き送りました。それは、同胞を愛するが故に、彼らを気遣う配慮がなされる為でありました。
ローマの圧制の中で、迫害が激しくなり国外に散って行った同胞達に対して、ヤコブは彼らを理解しながら試練に耐えるよう励ましました。そして、それはただ無意味に耐えるのではなく、神様の守りの中で忍耐を培う為に、その試練を乗り越える事を勧めました。
そして、彼らに対して更に信仰の成熟を求めるよう勧めました。なぜなら、ヤコブが手紙の中で強調している事は、「信仰に伴うおこない」に関する事だったからです。そして、行いのない信仰は死んでいると強調しました。
私達も、生活の中で様々な試練にあいますが、それだけに目を留めてしまうと神様が見えなくなってしまいます。ですから、その試練の裏にある神様の祝福を信仰の目を持って見ていく必要があるのです。ヨブも試練を通して金が精錬されていくのと同じであると告白しました。
私達の歩みを通して、試練が訪れてもその先にある神様の祝福を信仰の目でみて、「試練を喜びと思う」成熟した信仰へと歩み続ける事が出来るよう、お互いの為に祈り求めていきましょう。(要旨)