「アドベント第三週目(大祭司イエス)」 ヘブル人への手紙5:7~10
綾 康輔 牧師
アドベントの第三週目を迎えました。今日はイエスキリストが大祭司としてこの地に来られた事を見ていきます。イエス様が十字架に架かられる前に、イエス様を殺そうと企てていた人達は、祭司長、民の長老達であり、彼らがカヤパと言う大祭司の家の庭に集まって、イエスキリストをどの様に殺すか計画を練っていたのです。
本来、祭司や大祭司達は人と神様との間の仲介役で、善人としての働きをする人達ですが、その彼らが率先してイエス様を殺そうと機会を狙っていたのです。ここに人間の罪性と、弱さを見る事が出来ます。
その一方、イエス様はゲッセマネの園において、「血の汗」を流しながら父なる神様に「この苦い杯(十字架)を私から去らせて下さい。」と切なる願いを持って祈られたのです。しかし、最終的には「御心の通りにして下さい。」と父なる神様に対する従順な姿を見せ、大祭司としての使命を120%果たされたのです。
そして、今日の本文の中でもイエスキリストは「従順を学ばれた。」と記録しています。本来は神様ご自身であるイエス様は、「従順を学ぶ」必要のないお方です。しかし、私達にその姿を通して「従順」を学ばせるために、自らが私達にお手本を見せて下さったのです。アドベント三週目に、大祭司として来られ、私達と神様との仲介役を果たされたイエス様の犠牲を覚えながら、この一週間も過ごして参りましょう。(要旨)