「神様の遍在性」 使徒の働き7章48~50節
綾 康輔 牧師
ステパノは同胞であるユダヤ人達を前にして、長い説教をしていました。そして、それは同胞であっても、彼らとは違う「イエスキリストを信じるクリスチャン」として、説教をしました。その違いは、神様に対する見る目でした。彼らは旧約の神様しか知らず、神殿にしかおられない神として理解していたようです。
しかし、ステパノは人の作った神殿にお住みになられる様なお方ではない事、即ち今で言う所の教会は建物ではなく、キリストを信じる者達が、キリストを主であると告白する者達の群れである事をしっかりと認識していたのです。そして、そのお方は同時に、“あのクリスチャン”にも、“このクリスチャン”の内側に住んで下さるお方である事を間接的に語りました。そして、それは、今の私達にも同様の事が言えるのです。私達キリストを信じる者達の内に内住して下さり、同時に他の兄弟姉妹の内にも内住して下さる“遍在される”お方であると言う事です。そして、そのお方は天地万物と、その中にいる全ての動植物、全宇宙を造られ今も支えておられるお方なのです。この事実を更に、私達は真摯に受け止めて歩む事が求められているのです。(要旨)