「逆境に対するクリスチャンの見方」 ヨハネの福音書9章1~7節
豊山 カヨ 牧師
私たちが人生を歩む中で苦難と試練は避けて通ることは出来ません。しかし試練があるからと言ってそれがその人の人生に厳しい問題になるばかりでもありません。知恵を持って進んで行くならこの問題は本人にとってはなくてはならない大切なものであり力となります。
本文は生まれつきの視覚障害を持った人を弟子たちはイエス様に“この人がこうなったのはこの人の罪ですかその両親の罪ですか。”と質問しました。イエス様は“誰の罪でもなく神のわざが現れるためです”と答え、救いの恵みを施し彼は見えるようになりました。視覚障害者を通して霊的態度や暗闇の夜を明らかにしイエス様はその暗闇を照らす光として来られました。
私たちも現実の厳しい問題と辛い事だけしか見えない霊的盲目者ですが自分の弱さを認め受け入れそんな時こそ神の栄光が自分を通して現されるためだと神様の約束を信じ主の語りかけに耳を傾け人生のシロアムに向かって歩く者であるように願います。(要旨)