「三位一体の主のお働き」 使徒の働き16章6~10節
綾 康輔 牧師
聖書を見る時に、直接的に「三位一体」と言う単語は記録されていませんが、「父なる神」、「子なるキリスト」、「御霊なる聖霊」の三つの表現が記録されています。それを称して、「三位一体の神」と表現しています。そして、宣教の業を進められるのも、やはりこの「三位一体の神」であられます。
つまり、宣教は人の熱心や頑張りで行うのではなく、あくまでも「三位一体の神」がなされるものです。今日の本文にはその事が如実に表されています。パウロはアジヤにて更に福音を伝えようと計画しましたが、聖霊がそれを禁じられました。更に方向を変えてビテニヤの方に行こうとしましたが、今度もやはり御霊が許しませんでした。
そして、その後幻を通して「マケドニヤ」に行くように導かれたのです。神様の御心はそこにあったのです。パウロは御霊に従う訓練を徹底的に受けたのです。私達も御霊の声に従う準備は出来ていますか?御霊の御声に耳を傾けるなら、三位一体の主が私達の人生を導いて下さるのです。(要旨)