「主の証人とは」 使徒の働き1章3~8節
綾 康輔 牧師
父なる神様は世界宣教をその御心とされ、その為に準備を整えて下さいました。それは、聖霊様を信じる人々に遣わす事で表されています。イエス様はその事を、“ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。”と語られました。
この様にして、聖霊様の力と日々の満たしの中で、福音を宣べ伝え、キリスト者としての証しの生活を導かれるのです。更に、イエス様の語られた第宣教命令を通しても、父なる神様の御心がどんなものであるかを知る事が出来ます。また“証人”と言う単語と“殉教”と言う単語が原語のギリシャ語を見ると、同じ言葉である事から、“主の証人”になる事は、“命がけ”である事が分かります。そして、その様な歩みをするのに、まず自分の置かれている環境の中で、主の証人として歩む事が求められるのです。主は私たちに主の証人としての歩むための志を与えて下さるのです。そして、聖霊様の助けと導きを通して事をなして下さるのです。神の国とその義とをまず第一に求める時に、私たちが必要と思っている事も主は備えて下さるのです。(要旨)