「キリストの体の為に賜物を下さる主」 使徒の働き2章38節
綾 康輔 牧師
今日はキリスト教の中でも記念するべく聖日です。それは、聖霊降臨を覚えて捧げる礼拝、つまり「ペンテコステ」の聖日礼拝です。そして、今日の御言葉はそんな記念日に相応しい御言葉です。今日の御言葉の中からキリストの体なる教会に、またそのキリストの体に属する様にされた私たち一人一人に与えて下さる賜物について見ていきます。
第一に挙げるのは、「罪の赦し」と言う事です。神様は全知全能の神様ですので、全ての事をご存知です。しかし、神様は私たちが悔い改めるなら、その罪を二度と思い出さないと語って下さいます。これは、私たちにとって大きな恵みです。そして、神様が与えて下さる祝福です。次に、「バプテスマ」です。イエス様ご自身が私たちに見本を示して、その必要性と重要性を教えて下さったのです。また、それは時代がどんなに変わろうとも、決して無効になる事はありません。神様に対する信仰が与えられて救われたなら、皆がバプテスマを受ける特権が与えられるのです。
最後に、「聖霊」と言う賜物を与えて下さいます。それは、キリスト者としての歩みをする時に決して欠かす事が出来ない賜物です。まさに教会の誕生も「聖霊降臨」から始まっているのです。それは、それぞれ性格も、育ってきた環境も、信仰のカラーも違う私たちを一つにする役割を担って下さるのです。この様な賜物を与えて、キリストの体なる教会を建て上げて下さるのです。(要旨)