2014年10月19日日曜日

先週(10/12)の講壇


「神様の示された召しに従って」               ヨハネの福音書14351
  綾 康輔 牧師

 かつては「路傍伝道」によっても多くの実りを結ぶ時代もありました。それで、救われた人達も多くいるのがそれを証拠づけるものです。しかし、今の時代はそれによっては、あまり実を結ぶ事は難しいものです。
  そこで、今日の本文を通して学ぶことは、「関係伝道」の大切さです。先週から、イエス様が一人一人と弟子に召される所を見てきています。そして、その過程の中で、一人の人がイエス様に召された時に、イエス様の事を伝える新米弟子達の姿が描かれています。
   その様な「関係伝道」を通してイエス様は弟子達を集められました。そして、イエス様は特にナタナエルに対して、大きな期待を寄せておられる事を見ます。そして、ピリポによって伝えられたナタナエルでしたが、ピリポの後に自らがナタナエルに伝道されていた姿を見ます。
   そこには、イエス様がナタナエルの考えを全て見抜かれて、ナタナエルの関心事に合わせて語られた事を見ます。これは、正に「関係伝道」の中で大切な、「ヴィップの必要を知る」事の模範を見せて下さっているのです。私達の「牧場」の働きを通しても、それらの事が適用される事を願って止みません。(要旨)