2014年10月12日日曜日

先週(10/5)の講壇


「初心の感動と喜びをもう一度!」          ヨハネの福音書13542

  綾 康輔 牧師

 今日の本文には、旧約時代から預言されていたメシヤである、イエスキリストの現れによって、待ちに待っていた三人の人達が「メシヤとの出会い」を通して大きな感動と喜びに満たされた出来事を見る事が出来ます。
 それは、バプテスマのヨハネから始まり、アンデレ、その兄弟シモン・ペテロへとバトンは渡されて行きます。そして、その中でもペテロは衝撃的な出会いを経験します。それは、初対面のイエスキリストが、自分の名前を知っておられ、自分を召して下さると言う特別な恵みを受けたからです。
 私達は伝道と言うと、「難しい」、「自分には出来ない」、「恥ずかしい」と色々と出来ない要素を先に挙げてしまいます。しかし、私達は特別な情報を目にしたり耳にしたりすると、誰かに語らずにはおられなくなります。伝道は、正にそれと同じ事なのです。
 そして、それは私達が聖書の御言葉を通して、福音に触れ更に信仰が与えられて、信仰の目でイエスキリストを見出した時の感動を思い出せば良いのです。そして、それを純粋に語る事が大きな伝道なのです。聖霊様の助けと導きを戴き、それを成し遂げていきたいと思います。それを通して救いに導かれる人々が起こされるのです。(要旨)