2014年10月1日水曜日

先週(9/21)の講壇


「神様のムチは愛のムチ、それを知らぬは人の無知」    創世記1119
  綾 康輔 牧師
 
ノアの箱舟を通して洪水の難から逃れたノアとその家族達は、シヌアルの平地に移り住みました。そして、その中でニムロデと言う権力者も生まれ、王国を作り上げました。それだけなら良かったのですが、民達は神様に逆らう様な行動をとり始めたのです。
 それは、自分達がレンガを焼き、瀝青(アスファルトの様なもの)を用いて、天にまで届く様な塔を建てようと企てました。それは、あの洪水にも耐えられる様な堅固な、そして高い塔を建てようとし、洪水の時の様に散らされない様に、また自分達の名を挙げようと言う動機からでした。主は彼らをご覧になられ、言葉を互いに分からなくさせる事で、それ以上町を建てる事が出来ない様にされました。それは、民達が憎いからではなく正に「神様の愛のムチ」だったのです。  私達も、神様の「愛のムチ」を受ける事があります。それは、同様に私達を愛するが故なのです。愛する子を叱る様に、私達神の子ども達にも愛のムチを与えて下さるのです。その時に、私達は神様の語ろうとされる事に耳を傾け、聖霊様の導きに従う柔軟な心が必要なのです。同時に、更にそれを通して神様の愛の深さ、高さ、広さを知る事が出来る様に、心からお勧め致します。(要旨)