2014年9月24日水曜日

先週(9/14)の講壇



「しるしを持って約束して下さる主」      創世記9817

  綾 康輔 牧師
 
 神様は、ノアの時代に大洪水によって、ノアとその家族とひとつがいの動物以外のすべての息のある物を滅ぼされました。しかし、その後水が引き箱舟から出て来た時に、主はノアとその息子達に語られました。
 それは、これから二度と大洪水によって、滅ぼす様な事はしないと。そして、それに確信を持てる様に「しるし」を与えられました。それは、正に「虹」でした。つまり、虹を見る度に主の約束された契約を思い出すようにされたのです。
 なぜ、主はその様に「契約のしるし」として、虹を見せられたのでしょうか。それは、神様の約束を見える物で確信させる為であったのです。そこには、「人間は見ないと信じられない」と言う弱さがあるためで、神様は私達人間の弱さを知っておられ、それをカバーされるお方であると言う事が言えるのです。
 では、現代に生かされている今の私達にとっての「しるし」とは何でしょうか。それは、正にイエス様のなされた、あの「十字架の血潮」です。その血潮は私達のすべての罪を赦し、神様の怒りを鎮めるのに十分なものだったからです。正にノアの箱舟が現代のイエス様の十字架の血潮であり、救いのツールなのです。(要旨)