「御霊に導かれ誘惑を受けられたイエス様」 ルカの福音書4章1~2節
綾 康輔 牧師
イエス様はサタンから誘惑を受けられるために、御霊に導かれて荒野に行かれました。それは、受ける必要のない事ではありましたが、私達に見本を見せるためにわざわざ受けられたのです。それは、私達にやって来る試練に対する対処法を教えて下さる事と同じ事だったのです。試練は私達の神様に対する信仰の立証を表すものと、信仰の鍛錬をするために神様が許されて起こる事です。
しかし、神様は私達が罪を犯す様に誘惑されるお方では決してないと言う事が言えます。もし、私達が罪を犯すのであれば、私達の元々持っている罪性の為か、或いはサタンの罠であるかどちらかなのです。
つまり、私達は救われた後も罪を犯す性質が残っているために、サタンにつけ入れられるのです。その意味からも私達は救われた後も、日々造りかえられ、聖化の道を歩み必要がある事を示唆しているのです。正に聖書の中に記録されている様に、私達は粘土で主は陶器師です。主の御心の器に整えて頂く事を切に祈り求めて歩んでいきたいものです。(要旨)