「忠実なサムエル」 サムエル記第一3章15~19節
綾 康輔 牧師
祭司エリの息子達が犯した罪に対して父エリが咎めなかった事で、神様の怒りを引き起こしました。そして、神様はエリとエリの家に裁きをなされる事をサムエルに告げました。そして、サムエルがエリに伝える様に大役を任されたのです。
指導者として仰いで来たエリに対して、神様からの裁きの宣告をしなければならないサムエルにとって、それは簡単な事ではありませんでした。しかし、神様の導きと助けの中で、エリに余す所なく告げる事が出来たのです。しかも、エリが怒りをあらわにする事もなく、「主の御心がなされる様に。」と語ったのです。
神様は神様のご計画を成し遂げる為に、必要な事を全て備えて下さる神様です。サムエルに話す勇気と力を与えて下さったのも主でした。私達も神様の御心を成し遂げる為に、必ず力と導きを与えて下さるのです。その御業がなされる事で、神様のご計画が成し遂げられ、主のご栄光が表されていくのです。忠実な歩みを通して主にご栄光を帰すお互い一人一人になる事が出来る様心からお祈りします。(要旨)