2016年10月16日日曜日

先週(10/9)の講壇


神様の支配の中で」                     サムエル記第一849

 綾 康輔 牧師

 士師の時代が終わる頃、サムエルは年老いて彼の息子達も父の道に歩まず、神様に背く様な歩みをしている中で、イスラエルの民達は他の国々がそうしている様に、王を立てて欲しいと言う願いが日に日に募っていたのです。
 そこで、民の長老達はサムエルにその事を願いに出ていきました。そして、サムエルの気に入らない提案ではあったが、主がそれを許されたので、最終的にはサウルがイスラエルの初代王として立てられたのです。
 民達の要求に対して許可を与えられた主の憐れみを見る事が出来ます。また、パウロは「どんな境遇でも満ち足りる事を学んだ」とある様に、様々な状況の中でも「満ち足りる事」を学んだのです。イスラエルの民達は、それを知る事が出来なかったのです。私達も同様で、主のご支配の中にある時にそれを体験する事が出来るのです。そして、神のご支配、つまり「神の国」の中にある事を体験する事が大きな力になっていくのです。お互いにその事を体験し、神様の支配の中で「満ち足りる」お互いになる事を願います。(要旨)