「イエス誕生の不思議」 ルカの福音書1章26~33節
綾 康輔 牧師
メシヤ(救い主)であるイエス誕生には、様々な不思議が伴っていました。それと言うのも、処女マリヤが身ごもると言う常識では考えられない事を通して実現しました。
受胎告知に関しても、御使いガブリエルが現れて、神様の祝福の言葉を語り、マリヤもそれをしかと聞く訳です。これも人間的な考えからはあり得ない不思議な出来事でした。そして、その生まれて来る子どもは男の子で、名前はイエスと名付ける様に指定までされたのです。マリヤにとっては、聞き捨てならない事でした。
しかし、その様な事柄を通してメシヤであるイエスは、赤ちゃんとしてこの世に来られ、十字架の御業を成し遂げて下さったのです。その救いは、イエス様誕生から二千年が過ぎた現在でも有効な手段なのです。アドベント(待降節)の三週目に入りました。更に、これらの不思議な出来事を通して、私達に救いを与えて下さった神様の御業を覚えて、感謝と賛美を捧げる一週間となる様、また、この良き知らせが先に救われた世界中のクリスチャン達を通して広がって行く様、祝福致します。(要旨)