「神の言葉“聖書”」 エレミヤ書36章1~7節
綾 康輔 牧師
同胞を愛し同胞のために涙しながら、執り成し、御言葉を語った預言者エレミヤに、主の御言葉が臨みました。それは、イスラエルとユダと全ての国々に対しての警告の御言葉でした。しかし、それはただ単に民達を裁くものではなく、悪から離れて神様に立ち帰る為の、愛の警告だったのです。
私達も神様の御言葉“聖書”を読む時、「ああしてはいけない。」とか、「こうしなさい。」など自由が制限されている様な感覚になるのも事実です。しかし、それは私達自身以上に私達を知っておられる神様が、私達に対する最善を知っておられると言う原点から出発している事なのです。また、神様の御言葉は著者(御言葉を書き記した人)に霊感(聖霊の感動)を与え、記録するようにしました。それ故に、原本を書いた人は人間ですが、聖霊の感動を与え、書く内容を教えたのは聖霊様であり神様ご自身なのです。その意味からも神様の御言葉“聖書”の著者は、全知全能で天地万物の造り主である主なのです。
今日の本文を記録したのは神様から語られたエレミヤが、代筆者であるバルクを通して書いたものですが、その様にして原本から写本、写本の写本と受け継がれ、私達の日本語にも訳されて、日本語で神様の御心を知る事が出来るようになったのです。正に、神様のラブレターを現代でも読む事が出来る恵みに預かっているのです。今日から始まる一週間、神様の私達に対する愛を感じる一週間になる様に祝福致します。(要約)