「神の召しに従おう!」 創世記12章1~9節
綾 康輔 牧師
アブラムは主から命じられたように、行先も分からず生まれ故郷のハランを出発しました。そして、約1,000㎞にもわたって長旅をし続けたのです。そして、カナンのシェケムに来た時に、主がアブラムに現れて語られました。それは、「あなたの子孫に、この地を与える」と言う御言葉でした。
アブラムにとっては、不安な故郷からの旅立ちですが、神様の大きなご計画の中には、すでにしっかりと道筋が決まっていたのです。アブラムは主の語られたご命令通りに、生まれ故郷を旅立ち、主の導かれるままにシェケムまで来た時に主が御心を語られたのです。そこで、アブラムは自分に現れて下さった主を記念して、祭壇を築き主の御名によって祈ったのです。
これは、正に今の私達の時代で考えるなら、礼拝を現す行為だったのです。主の御言葉が語られたのであれば、その御言葉と御霊の導きに従う歩みが、クリスチャンとしての賢い歩みであります。そして、その歩みを通して、主にご栄光が帰されていくのです。アブラムは、正にその醍醐味を私達に示してくれたのです。私達も、御言葉と御霊に従って歩み、主の示された使命に従って歩んで行き、主にご栄光を帰す歩みをし続けたいものです。(要約)