2017年10月29日日曜日

先週(10/22)の講壇


契約を守られる神様」         創世記1718

康輔 牧師
 
 主は二十四年ぶりにアブラムに現れて、アブラムとその子孫を祝福される事を確約されました。そして、既に九十九歳を迎えていたアブラムでしたが、主は同様にして「あなたの子孫が増え広がる。」と約束を確認させられたのです。
 しかも、「あなたを多くの国民の父とする。」と言う言葉で強調しつつ、アブラムではなくアブラハムと呼ぶ様にすると仰せられ、アブラハムと改名されたのです。それは、「ハ」が入る事によって「複数形」として変わる、ヘブル語の特質があったのです。
 アブラハムにとって、この二十四年の間主が再び現れて直接語られる事を待ちわびていたかもしれません。そして、二十四年の歳月が流れて、アブラハムの所に現れて、主が語られた約束を再確認されたのです。それによって、主は語られた御言葉を必ず成し遂げられるお方である事を知るのです。私達も、聖書の御言葉から約束を頂いたのであれば、私達の希望する時間とは違ったとしても、神様時間で必ず成し遂げて下さるのです。(要約)