「約束の成就を体験したサラ」創世記21章1~7節
綾 康輔 牧師
主はアブラムとサライに対して、女奴隷ハガルとの間に設けていた子イシュマエルではなく、アブラムとサライの間の子イサクを通して子孫が増え広がる事を約束して下さっていたのです。そして、いよいよイシュマエルが成人した13歳を過ぎた14歳の時に、約束の子イサクは生まれたのです。しかも、それは100歳、90歳と超高齢になっていたので、人間的な見方では不可能な事が起きたのです。そして、それはとりもなおさず神様の約束が成就した結果だったのです。そして、サラは神様のなされた御業に対して証しをしました。
後にマリヤが受胎告知の後に主を賛美した「マリヤの賛歌」と似たものとなっている事を知ります。サラにしてもマリヤにしても、主がなして下さった御業を通して、主が生きておられる事を彼らが身を持って体験したのです。それは、今を生かされている私達にも適用出来るのです。神様から頂いた約束の御言葉は必ず成し遂げられるのです。(要約)