2018年8月12日日曜日

先週(8/5)の講壇

 

「岩の上?それとも砂の上?」  マタイの福音書72429

 


 綾 康輔 牧師
 
 聖書の言葉は福音そのままですが、聖書を読み、どう受け止めるかは個人で違うものです。それこそ千差万別です。聖書はその様な中で、ただ聞き流すのではなく、それを行う者になりなさいと勧めています。それは、その人が賢い人生を歩むためです。
 聖書では、その事を「岩の上に家を建てた人=賢い人」と「砂の上に家を建てた人=愚かな人」と例えています。それは、普段違いが分からなくても、人生の中で暴風雨が起きた時に差が出てきます。そして、それは今を生かされている現世だけではなく、終末論的にも大きな差を生むのです。
 それ故に、人生の中でどんな暴風雨が起きても、倒れる事のない人生を送る事が出来るように聖書は勧めているのです。そして、これから益々、聖書の教えに反する、あらがう世の中になって行きます。週末に備えて、更に主の御言葉を行う者たちとなりたいものです。そして、それは完璧ではなくても良いのです。御言葉を行う者となりたいと願い、主に力を頂けば良いのです。そうする時に、聖霊様は私達に導きと力を与えて下さる事でしょう。お互いにその様な賢い歩みを送って行きたいものです。(要約)