2019年2月24日日曜日

先週(2/17)の講壇



「ダビデとヨアブの弱さ」      サムエル記第二111517


 綾 康輔 牧師

 

ダビデは、王として平和に国を治めていた頃、屋上から下を見下ろすと、女性が沐浴をしている姿を目にしました。そこで、情欲に燃えたダビデはその女、バテ・シェバを呼び出し姦淫の罪を犯し、妊娠させてしまいます。
 これを隠蔽しようとしたダビデは、夫であるウリヤを家に帰らせ、妻と寝る様にして、妊娠を夫との間に出来た子どもと見せ掛けようとしました。しかし、ウリヤは戦いの最中に家に帰って食べて、飲み、妻と寝る事など出来ないと、ダビデの勧誘を拒否します。隠蔽の手段が断たれたダビデは、ウリヤを激戦地に送り込み戦死させるのです。そして、その指示を受けたヨアブもまた、その事に関して加担したのです。大きな罪を重ね重ね犯したダビデでしたが、主に悔い改めて、赦しを頂くのです。
 私達も罪を犯しますが、憐れみ深い主は、悔い改める者の罪を赦し、あらゆる不義から清めて下さるのです。(要約)