「神殿完工」 列王記第一8章15~21節
綾康輔 牧師
亡き父の後、父の悲願であった神殿建設を成し遂げたソロモンでしたが、彼は自分の功績に対して鼻にかけたり、自らを称賛したりする様な行為は一切しませんでした。それは、常に主のなされる事に焦点を合わせていたからでした。
また、むしろ父に与えられていた神殿に対する熱い思いを誰よりも知っていたソロモンは、主の御業がなされた事を確認し栄光をお返ししたのです。
決して自らの野望ではなく、主の御心が時を移してなされただけである事をしっかりと受け止めていたのです。神様のカイロスの時が必ずあるのです。私達も主のカイロスの時まで忍耐する必要があるのです。