2011年5月28日土曜日

先週(5/15)の講壇

「神の御心シリーズNo.5(両親を敬いなさい)」       申命記5:16
 綾 康輔牧師

 十戒の中でも今日の第五戒目にあたる「あなたの父と母を敬いなさい」と言う戒めを守るのが一番難しいと思っている人が意外にも多いものです。それは一番ん身近であればあるほど、実践する事が難しいところにあるのではないでしょうか。今まで見てきた第一戒から第四戒までは、「神様と人間」の間における掟であるのに対して、今日の第五戒から最後の第十戒までは「人間同士」の間における掟です。
 そして、この「父と母を敬いなさい」と言う掟が、「人間同士」の間の掟の一番最初に来ている事に注目したいと思います。それは、「両親を敬う」と言う行為が、「神様を敬う」と言う事に対する実地訓練の様な役割をするのではないかと言う事です。ですから、目に見える両親を敬う事が出来なければ、目に見えない神様も当然、敬う事が出来ないと言う事です。
 その様な中で、両親を敬う事で神様の祝福を味わう事が出来ると約束しています。それは、「長寿」と「幸せ」です。神様は、この様な事を通して私達人間に多くの祝福を与えたいと願い、待たれているお方であると言う事です。この御言葉を実践し、神様からの沢山の祝福を受けられるよう、神様の力を頂きましょう。(要旨)