「眠りは覚めるものである」 使徒の働き7章59~60節
綾 康輔 牧師
今日は年に一度の永眠者記念礼拝です。この日が来る度に、先に眠りに就いた方達を偲びながら、残された者としての歩みを顧みるものです。そして、先に眠りに就いた方達から多くの事を学ぶ事が出来るものです。
初代教会で執事として選ばれた聖霊と知恵とに満たされていたステパノもやはり、私達に多くの教訓を残してくれた信仰の先輩の一人です。彼は殉教する時にも、聖霊に満たされイエス様と同じ様に、迫害する者の為に執り成した姿を見ます。ステパノの様な歩みをした人も、そうでない人も同様に復活の恵みに預かると言うのが、聖書の語る所の福音です。そして、今を生かされている、残された私達にも同様に良き知らせとなるのです。
今を生かされている私達は、その事を恵みとして受け止めるだけではなく、この良き知らせを伝える者達として用いられていく番なのです。(要旨)