「マリヤの従順と信仰」 ルカの福音書1章26~35節
綾 康輔 牧師
アドベント三週目を迎えました。そして、今日は、最も核心部分にあたる「マリヤの受胎告知」です。親戚にあたるエリサベツにも現れた御使いガブリエルが、マリヤにも現れて「イエス誕生」の告知をします。
マリヤは確かにヨセフと婚約中にありましたが、まだ結婚していなかったのです。ですから、彼女にとって御使いの語る言葉は到底信じる事の出来ない様な内容だったのです。更に御使いは、マリヤに「イエス」についての神様のご計画を余す所なく伝えたのです。マリヤは決して人間の理性では納得も、理解も出来ない内容でしたが、神様の御心と受け止め、それを信じ受け入れたのです。そして、彼女の従順、信仰故に、神様の御心のままにメシヤ(救い主)としての、イエス・キリストを産む事になったのです。
イエスキリストの誕生が、十字架による神様の御心の完成に繋がったのです。それによって、私達に永遠のいのちと、救いの道が開かれたのです。神様の御心が永遠の昔から、神様のご計画の中にあって、マリヤに従順と信仰が与えられていたのです。(要旨)