アドベント第二週
「バプテスマのヨハネの誕生の秘密」 ルカの福音書1章13～20節
綾 康輔 牧師
イエスキリストの誕生の少し前に、ヨハネが生まれると言う預言がされ、既に年老いていたザカリヤとエリサベツの夫婦に、本当にヨハネが生まれると言う預言通りに、事が成就した出来事が起こったのです。
そして、そのヨハネは母の胎にいる時から聖霊に満たされ、イスラエルの多くの子らを神である主に立ち返らせると言う事も同時に預言されていたのです。これらの一連の出来事を通して、神様の御言葉を代わりに伝えたのは、ガブリエルと呼ばれている御使いでした。ガブリエルはザカリヤに語っただけではなく、その後にマリヤにも聖霊によって、男の子を身ごもると言う預言をしたのです。
これもやはり、まだ結婚していない処女のマリヤに語られた神様の御言葉でした。これらの事を通して、救いに関する神様のご計画は人の業に拠らずに、ただただ神様の御業によって、なされたのです。その様にして、イエスキリストの誕生があり、私達に十字架による救いが与えられる様になったのです。(要旨)