豊山 カヨ 牧師
祈りについて教えられたイエス様は捕まる寸前までこれから起こることに対する張りつめた緊張感の中でも弟子たちと祈りの世界の奥義を分かち合う事を望まれました。イエス様は祈りを生活の一部分とされ祈りの模範を私達に教えておられます。
祈りとは神様と会話することであり、自分の限界を認識し自分を明け渡すことでもあります。誘惑や苦難が続く時誰でも弱くなり、寂しく気落ちしやすいものですが祈りは神様の全能の力を体験し、主と交わりをする近道でもあります。祈る時主がご自身を現わし働かれるので祈ることにより人を生かすことが出来ます。 イエス様の祈りは全人類の罪を代わりに担って十字架にかけられると言う至上最大の戦いを前にして汗が血のしずくとなるような犠牲を払い父なる神様に従われました。私達は祈る時、問題解決のために祈ったり、または適当に祈っている時もあり、祈っていて疲れたら諦めたりします。生活が守られ、信仰生活もなれて来ると祈らなくなります。
イエス様は誘惑に陥らないように祈っていなさいと言われました。サタンは人間を祈れないようにし自分の奴隷にしょうと必死です。真剣に神に近づき祈る時、父の御心を知り、自己中心の思いから主の御心中心の方向へ導かれるのです。 (要旨)